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タイトル: 東アジア諸言語の研究I : 巨大言語群 --シナ・チベット語族の展望
著者: 西田, 龍雄  KAKEN_name
著者名の別形: Nishida, Tatsuo
発行日: 25-Mar-2000
出版者: 京都大学学術出版会
開始ページ: 1
終了ページ: 339
目次: 序章 アジアの言語地図 [3]
 1. アジアの諸言語 [4]
 2. アジアの言語の類型 [7]
 3. アジアに分布する言語族と地域特徴 [8]
第1章 漢語の形成 [11]
第1節 漢代の言語調査とその記録 [12]
 1. 楊雄の『方言』 [12]
 2. 紀元前1世紀の言語分布 [14]
 3. 殷(商)の言語と周の言語 [16]
 4. 羌と氐の言語 [21]
 5. 漢語系・チベット語系・タイ語系言語の構図 [24]
第2節 漢語の成立 [26]
 1. 上古漢語 [26]
 2. 中古漢語 [27]
 3. 中古漢語 --仏教用語による漢語語彙の増大 [31]
 4. 近世漢語 [33]
 5. 漢語史研究の課題 [35]
第3節 現代漢語の世界 [37]
 1. 現代漢語方言 [37]
 2. 北方漢語方言 [39]
 3. 湘方言 [40]
 4. 贛方言 [44]
 5. 呉方言 [46]
 6. 客家方言 [48]
 7. 粤方言 [52]
 8. 閩方言 [56]
 9. 漢語方言の言語形態 [63]
 10. 漢語の音韻変化の類型 [66]
  a. 初頭有声子音の無声音化
  b. 声調の発展と変化
  c. 両唇閉鎖音の分裂
  d. 軟口蓋音の口蓋音化
  e. そのほかの特別な現象
  f. 文法面の特徴
第2章 タイ語系の言語とその系統 [83]
第1節 タイ語系統論 [84]
 1. タイ語とインドネシア語同系論 [87]
 2. ラティ語、ラクワ語、ケラオ語 [89]
 3. リー(黎)語 [91]
 4. タイ語とインドネシア語 [93]
第2節 タイ系言語の歴史と分布 [97]
 1. インドシナ半島の諸民族 [97]
 2. タイ系民族の移動と定着 [99]
 3. シャン語、カムティー語、アーホム語の系統 [104]
 4. 白タイ語・黒タイ語・赤タイ語 [107]
 5. 傣語 [109]
 6. タイ・ロ方言、タイ・ナ方言、タイ・ヤ方言 [112]
 7. 傣語の歴史的研究とその資料 [114]
第3節 タイ系言語の比較研究と新言語の出現 [119]
 1. タイ系言語の祖形について [119]
 2. シャム語綴字法の価値 [121]
 3. シャム語の発展 [130]
 4. シャム語語彙の発展 [131]
 5. シャム語に入ったパーリ・サンスクリット --敬語表現の発達 [132]
 6. ヴルフのタイ語比較研究 [133]
 7. タイ系諸言語の祖形の設定 [134]
 8. 李方桂のタイ語研究 [136]
 9. 壮語と布依語 [140]
  a. 壮語
  b. 布依語
  c. 壮語・布依語の方言とその祖形
  d. 壮語方言における祖形2[*r-]の反映形
  e. 北部壮語と布依語対南部壮語 --語彙形式の分布
  f. 祖形1からの語形と祖形2からの語形
  g. 布依語の等象線
  h. 布依語の反語
 10. タイ系言語の形態構造 [154]
  a. 類別詞を含む名詞句
  b. 類別詞の発展
  c. 雨降型と降雨型
  d. 相互態の形式
 11. 侗水語群の概況 [158]
  a. 侗語
  b. 水語
  c. 莫(マーク)語と羊黄(テン)語
  d. 毛難(毛南、マオナン)語と仫佬(ムラオ)語
 12. セーク語の登場 [170]
 13. ゲドニィーのセーク語研究 [172]
 14. 海南島黎族の言語 [175]
  a. 黎語と臨高語
  b. 「魚」の対応関係
  c. 「血」の対応関係
  d. ベー語(臨高語)の初頭音 --来源の多様性
  e. 黎語の数詞
  f. 黎語の人称代名詞
  g. 黎語の類別詞とそれを含む名詞句
  h. 降雨型とその原型
  i. 祖形3と黎語の相互態
  j. 祖形3と黎語の否定表現
  k. 祖形1, 2, 3と黎語の疑問詞
 15. タイ語の発展と漢語の発展 [185]
付記 新発見の侗泰語支言語の概況 [211]
 I. 侗泰語支新言語の発見 [211]
 II. 初期カダイ語の新展開 --吃央語群の出現 [224]
 III. 海南島回輝語をめぐる問題 [229]
 IV. 侗泰語と印尼語同系論の発展 [246]
第3章 ロロ・ビルマ語支の言語とその発展 [253]
第1節 ロロ・ビルマ語支の諸言語 [254]
 1. ビルマ語の概要 [255]
 2. ビルマ語とその方言 [259]
  古態方言ポン語の記述と意義
 3. ビルマ語の歴史 [268]
 4. 原初ビルマ語の設定 --マル・ラシ・アツィ語の比較 [271]
  a. マル語・ラシ語・アツィ語の概要
  b. ポラ(波拉)語の出現
  c. ビルマ語群における3声調体系の発展
  d. ビルマ語群諸言語間の音韻対応の概要
  e. ビルマ語群諸言語における使役動詞の構成法
  f. アツィ語とビルマ文語の形態構造
 5. アチャン語と仙島語と怒語の出現 [288]
  a. アチャン(阿昌)語と仙島語の概要
  b. アチャン語方言と仙島語
  c. 単語構成の対応関係
  d. 怒(ヌー)語の登場
 6. 怒語に見られる言語構造の変遷 [299]
  a. 単語形式の変遷
  b. 同形形態素セットの変動
  c. 人称接辞の保存と消失
  d. 相互態の表現法
  e. 文法形態の考察
第2節 ロロ系諸言語の系統 [314]
 1. 北方ロロ語群の言語 --彝語とその方言群 [315]
  a. 彝語の方言分類
  b. 喜徳方言(北方方言)の体系
  c. 彝語とビルマ語
あとがき [334]
著作権等: 発行元の許可を得て登録しています.
© Tatsuo Nishida 2000, Printed in Japan
URI: http://hdl.handle.net/2433/279950
出現コレクション:京都大学学術出版会発行の研究書

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