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タイトル: <試論>イネは湿地の雑穀か? --東アフリカの稲作農耕について--
その他のタイトル: Is Rice a Kind of Millets of Swamp? Case Study of East African Rice Cultivation
著者: 加藤, 太  KAKEN_name
著者名の別形: KATO, Futoshi
キーワード: エキステンシブな農耕
農学的適応
工学的適応
立地適応型技術
立地形成型技術
発行日: 25-Nov-2023
出版者: 農耕文化研究振興会
誌名: 農耕の技術と文化
巻: 32
開始ページ: 1
終了ページ: 12
抄録: 東アフリカに位置するタンザニア連合共和国はアフリカ大陸有数の稲作国である。本研究ではここで営まれる稲作農耕について歴史や伝播ルート、環境への適応方法などを考察することで、同地域の稲作の特徴を明らかにしようとした。タンザニアの稲作のルーツは紀元前1世紀から紀元後5世紀の間にアジアからインド洋交易によってもたらされたイネの種子に遡ることができるが、アジア稲作の技術は東アフリカに直接伝わらなかった。現在の東アフリカの稲作技術の要素はほとんどが農学的適応を支える立地適応型技術によって構成されており、立地形成型技術はあまりみられない。このような観点から考察すると東アフリカの稲作はアジア稲作より東アフリカの畑作に近い農耕であり、エキステンシブな指向性をもつ稲作である。同地域ではイネがサバンナの農耕や疎開林における畑作農耕の一部として栽培されている。
著作権等: 許諾条件により本文は2024-11-25に公開
DOI: 10.14989/nobunken_32_001
URI: http://hdl.handle.net/2433/286451
関連リンク: https://www.nobunken.org/32-2023-1
出現コレクション:第32号

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