DSpace コレクション: 2000-03-20
2000-03-20
http://hdl.handle.net/2433/87075
2024-03-29T10:47:44Z
2024-03-29T10:47:44Z
点過程論によるエネルギー準位統計の数学的基礎付け
南, 就将
http://hdl.handle.net/2433/96794
2018-08-28T02:28:53Z
2000-03-20T00:00:00Z
タイトル: 点過程論によるエネルギー準位統計の数学的基礎付け
著者: 南, 就将
抄録: 直線あるいは一般の空間上のランダムな点配置のことを確率論では点過程(point process)と称し、詳しく研究されている。ランダム行列やAndersonモデルのように、統計性を含む量子ハミルトニアンのスペクトルは現象論的には点過程と見ることができる。また量子カオスの研究におけるように、本来統計性をもたないハミルトニアンのスペクトルを、あたかも点過程の典型的な実現であるかのようにみなしてその揺らぎを議論することがある。点過程の理論は準位統計の専門家にはこれまであまり知られていなかったようであるが、点過程というものの数学的な取り扱いには意外にデリケートな部分もあるのである。特に点と点の間隔分布については直観に反するような事実がいくつかある。本稿の日的は点過程論の概略を解説しつつ、その準位統計の現象論との対応を考えることである。準位統計の背後にあるAnderson転移や量子カオスの本質に迫るには至ってないが、量子準位というものを統計的に見ることの意味合いを確率論の立場から考えてみたかったのである。物理学者からの自由な批判を期待する。特に第8節についてそう思う。なお本稿は1998年6月に日本大学理工学部物理学教室で行なった筆者の講義に基づいている。このような機会を与えて下さった糸井千岳氏に深く感謝する。また筆者の拙い講義に耳を傾けて下さった出席者の方々にも心より感謝したいと思う。
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
2000-03-20T00:00:00Z
『歴史としての生命-自己・非自己循環理論の構築-』への誘い
村瀬, 雅俊
http://hdl.handle.net/2433/96793
2018-08-28T02:28:53Z
2000-03-20T00:00:00Z
タイトル: 『歴史としての生命-自己・非自己循環理論の構築-』への誘い
著者: 村瀬, 雅俊
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
2000-03-20T00:00:00Z
計算統計力学的手法による格子タンパク質模型の研究(修士論文(1998年度))
千見寺, 浄慈
http://hdl.handle.net/2433/96792
2018-08-28T02:28:53Z
2000-03-20T00:00:00Z
タイトル: 計算統計力学的手法による格子タンパク質模型の研究(修士論文(1998年度))
著者: 千見寺, 浄慈
抄録: タンパク質の折れ畳み問題の解明は現代の科学における最重要課題の1つである。本修士論文はタンパク質の折れ畳み問題を物理学的観点(特に統計力学的立場)から理解しようとするものである。特に本修士論文では平衡論から簡単化されたタンパク質模型を議論するために適切な統計力学的な議論をする為の計算物理学的手法(これを計算統計力学と呼ぶことにする)の開発に力を入れた。本修士論文では、はじめにタンパク質の基本的な知識を紹介し、理論的な研究の簡単なレビューを行う。その後、比較的長い格子タンパク質模型に対して熱力学的な議論をする為にはどのような手法を用いたら満足な結果が得られるかを議論する。最後に格子タンパク質模型に対して熱力学的な議論をする為の手法として我々が開発したモンテカルロ法(-Multi-Self-Overlap Ensemble法-)を提唱し、その有効性を議論する。またここでは実際にいくつかの模型に対して熱力学量の計算を行なう。
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
2000-03-20T00:00:00Z
目次I(号別), 目次II(人名別・五十音順), 目次III(内容別)
http://hdl.handle.net/2433/96791
2018-08-28T02:28:53Z
2000-03-20T00:00:00Z
タイトル: 目次I(号別), 目次II(人名別・五十音順), 目次III(内容別)
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
2000-03-20T00:00:00Z