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12_1397.pdf | 6.71 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | Some remaining problems of aldosteronism from personal case |
その他のタイトル: | 自家症例によるAldosteron症の2, 3の問題 |
著者: | SUZUKI, Saburo SASAKI, Hisashi |
著者名の別形: | 鈴木, 三郎 佐々木, 寿 |
キーワード: | Adolescent Adrenal Glands/pathology Adult Female Humans Hyperaldosteronism/complications Hypertension/complications Male Middle Aged |
発行日: | Dec-1966 |
出版者: | 京都大学医学部泌尿器科学教室 |
誌名: | 泌尿器科紀要 |
巻: | 12 |
号: | 12 |
開始ページ: | 1397 |
終了ページ: | 1421 |
抄録: | 症例は両側副睾丸結核の既往歴があり, 2年前から多飲, 疲労感, 頭痛, 高血圧160~100mmHgを主訴とした38才の男子である.血液化学所見としては, K3.8mEq/L, Na139mEq/L, Mg2.25mEq/Lで尿中17KS, 170HCS, catecholamineは正常範囲であったが尿中aldosterone量は20.7μ9/day, RτSAによるPlasmavolumeは56.9m1/kg, Metopirone, Spironolactonetestは陽性, 腎機能は軽度の障碍があり, 眼底所見はKWI, Angiotensininfusiontestは15.7milimicrogramperKgperminuteで血圧(diastole)20mmHg上昇をみた.Aortographyでは腎動脈に狭窄がなく, PRP, Tomographyの併用により右側副腎腫瘍による``Primaryaldosteronism"と診断した.低体温麻酔の下にThoraco-abdominalincisionでAdrenalectornyを試みたが, 右副腎と右腎との癒着が強く, 止むなく右副腎摘出と右腎摘出を施行した.術後1カ月には臨床症状の改善をみた.組織学的には腎結核一線維硬化型と副腎の線様過形成が認められた.なお, Renalischemiaに基づくSecondaryaldosterorlismについてSecondaryAldosteronismの定義, 鑑別診断, 高血圧と副腎皮質との関連性RenalischaemiaによるSecondaryaldosteronismの報告例のまとめ, およびHyperaldosteronismと高血圧症についての問題点について文献的考察を加えた.本論文内容は第295回日本泌尿器科学会東京地方会で報告した. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/113075 |
PubMed ID: | 5342514 |
出現コレクション: | Vol.12 No.12 |
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