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タイトル: 転職による転機と当事者の解釈過程: ライフコース論の方法論的検討
著者: 太郎丸, 博  kyouindb  KAKEN_id  orcid https://orcid.org/0000-0001-8745-861X (unconfirmed)
著者名の別形: Tarohmaru, Hiroshi
キーワード: ライフコース
転職
転機
自由回答の分析
レトリック
発行日: Mar-1995
出版者: 大阪大学人間科学部
誌名: 年報人間科学
巻: 16
開始ページ: 57
終了ページ: 73
抄録:  本稿の自的は、1.転職を通した人生の転機がいつ起きるのか、2.転職を通した人生一の転機(以下、「転機」)はどのような内容であるか、を明らかにすることである。これまで、ライフコース研究における変数指向的アプローチは「客観的」変数を好んで分析してきたため、「転機」のような当事者の解釈が混入する事象は分析してこなかった。しかし、本稿では、そのような当事者の解釈過程こそ重要な分析対象と判断した。なぜなら、ライブコースとは、単なる「客観的」出来事の継起ではなく、当事者の解釈による修辞的構築物だからである。  そこで、第一に、イベントヒストリー分析を用いて、男女別、現職別に「転機」の起きる年の分布を比較した。その結果、検定では帰無仮説は棄却されなかったけれども、性別によって明らかな分布の形の違いが見られた。また、現職によっても分布の形に違いが見られた。第二に、「転機」の内容についての自由回答を分析した。その結果、自由回答の修辞的な特徴と、性別、学歴との間に、有意な関連が見られた。
著作権等: (c) 1995 大阪大学人間科学部
URI: http://hdl.handle.net/2433/120964
出現コレクション:学術雑誌掲載論文等

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