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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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JSCEJD_66_246.pdf | 2.61 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 明治・大正期の納涼床営業者の鴨川官有地利用に関する研究―先斗町三条・四条間を対象として |
その他のタイトル: | UTILIZATION OF THE GOVERNMENT-OWNED LAND ALONG THE KAMO RIVER FOR ENTERTAINMENT BUSINESS IN THE MEIJI AND TAISHO PERIOD: The Case of Ponto-cho between the Sanjo Street and the Shijo Street |
著者: | 林, 倫子 ![]() 神邊, 和貴子 ![]() 出村, 嘉史 ![]() 川崎, 雅史 ![]() ![]() ![]() |
著者名の別形: | HAYASHI, Michiko KAMBE, Wakiko DEMURA, Yoshifumi KAWASAKI, Masashi |
キーワード: | government-owned land land tenancy entertainment business in summer Kamo River Ponto-cho |
発行日: | May-2010 |
出版者: | 土木学会 |
引用: | 林 倫子, 神邊 和貴子, 出村 嘉史, 川崎 雅史; "明治・大正期の納涼床営業者の鴨川官有地利用に関する研究-先斗町三条・四条間を対象として", 土木学会論文集D, Vol. 66, No. 2, pp.246-254, (2010) . |
誌名: | 土木学会論文集D |
巻: | 66 |
号: | 2 |
開始ページ: | 246 |
終了ページ: | 254 |
抄録: | 本研究は,明治・大正期に鴨川の河川空間が官有地となり京都府の管理下にあった時期を取り上げ,官有地利用に関する行政文書など当時の史料の読み取りを通じて,料理屋・貸座敷営業者による先斗町の鴨川河岸地と堤外地の土地利用の仕組みを解明した.その結果,[1]当時の先斗町の鴨川官有地は,営業者にとって付加価値の高い場所として認識されていたこと,[2]先斗町の営業者は,河岸地を宅地として隣接する民有地と一体的に利用しており,その地先に当たる堤外には高床構造や床几構造を設け,それぞれ別の契約によって官有地を借用していたこと,[3]営業に用いる河川構造物は営業者が私費を持って設置・修繕を行っており,京都府は一定の節度を持ってその可否決定をなすことで鴨川の河川環境を管理していたことが明らかになった. The riverfront of the Kamo River in Kyoto had been an entertainment area to enjoy the cool evening breeze in summer since the Edo era. This study aims to clarify the utilization of the river area for entertainment businesses in the Meiji and Taisho period, when the river area was the government-owned land. Administrative documents at that time shows the procedure for utilization of the riverfront space and the maintenance of the river environment by the proprietors and Kyoto Pref. |
著作権等: | Copyright (c) 2010 社団法人 土木学会 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/123314 |
DOI(出版社版): | 10.2208/jscejd.66.246 |
出現コレクション: | 学術雑誌掲載論文等 |

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