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タイトル: <調査報告> 小学校における水筒持参の実態調査 : 京都市立小学校の場合
その他のタイトル: A Behavior Survey on Bringing Water Bottles in Kyoto Municipal Elementary Schools
著者: 宮丸, 郁  KAKEN_name
守谷, まさ子  KAKEN_name
野本, 愼一  KAKEN_name
著者名の別形: Miyamaru, Kaori
Moritani, Masako
Nomoto, Shinichi
キーワード: 水筒
水道水
熱中症
学校環境衛生
異物混入
発行日: 31-Mar-2013
出版者: 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻
誌名: 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻紀要 : 健康科学 : health science
巻: 8
開始ページ: 42
終了ページ: 45
抄録: 地方自治体が水道水の安全性や味の良さをPRしているにもかかわらず,学校に水筒を持参している児童を京都市ではよく見かける.今回,全京都市立小学校を対象に,水筒持参の実態,学校管理者の意識,学校の水道設備についてアンケート調査をした.全ての京都市立小学校(177校)校長宛てに質問票を送付し,回答があった69校を対象とした.夏季に全員水筒持参している学校は回答があった65校中30校(46.2%)で,95.6%の学校は校内の水道水を飲用可と指導しているにもかかわらず,98.4%の学校で水筒持参を許可していた.その理由としては「熱中症予防」や「保護者からの要望」が挙げられていた.69校中46校が管理上の不安をもち,そのうちの32校(69.6%)が水筒への異物混入を心配していた.水筒持参にいたった理由について回答があった13校の内,8校が1996年のO-157集団発生事件をその契機として挙げた.水筒持参に関するルールやリスクに対する管理方法を見直し,環境や経済的な面からもその長所短所を改めて考えることが必要である.
DOI: 10.14989/173382
URI: http://hdl.handle.net/2433/173382
出現コレクション:第8号

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