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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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K.E.P_2013_009.pdf | 4.09 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 想像の共同体としての中華帝国 : 儒教思想の展開の観点から |
著者: | 福谷, 彬 ![]() |
著者名の別形: | FUKUTANI, Akira |
発行日: | 31-Mar-2014 |
出版者: | 京都大学アジア研究教育ユニット |
誌名: | 2013年度京都大学南京大学社会学人類学若手ワークショップ報告論文集 :<京都エラスムス計画>から生まれたもの |
開始ページ: | 9 |
終了ページ: | 13 |
抄録: | 「想像の共同体」(imagined communities)とは、中国生まれのイギリス人の政治学者ベネディクト・アンダーソン(Benedict Richard O'Gorman Anderson, 1936~)が、その主著『想像の共同体』(1983)の中で、ナショナリズムの歴史的起原を説明する際に用いた概念である。本発表は、この「イマジンド・コミュニティ」論を中国研究においてどのように活かすことができるか、その射程を検討することである。具体的には、ナショナリズム発生以前の中国の伝統的な世界観を、平岡武夫(1909~1995)が『経書の成立』(1946)において提唱した「天下的世界」論に求め、「想像の共同体」論と比較し、更にこの儒教的世界観を発展させた思想家として日本の浅見絅齋を取り上げ、儒教が持つ世界観の特徴とその現代的可能性を論じたい。特に絅齋の説を挙げるのは、絅齋の主張にナショナリズムを超える論理が含まれると考えるからである。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/186345 |
出現コレクション: | 2013年度 |
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