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bussei_el_033208.pdf | 1.62 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <講義ノート>強相関電子系物質の核磁気共鳴 : 非従来型(異方的)超伝導体研究への応用 |
著者: | 石田, 憲二 |
著者名の別形: | Ishida, Kenji |
発行日: | Aug-2014 |
出版者: | 物性研究・電子版 編集委員会 |
誌名: | 物性研究・電子版 |
巻: | 3 |
号: | 3 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 21 |
論文番号: | 033208 |
抄録: | 現在、核磁気共鳴 (nuclear magnetic resonance : NMR) 実験は物性研究の基礎的な測定の一つとなっている。NMRは原子核スピンの共鳴を通して電子スピンの情報を得る実験手法である。ここで重要となるのが、原子核スピン (I) と電子スピン (S) の相互作用 (超微細相互作用 AI・S) であるが、この相互作用は物理の基礎的な内容で支配され、最もシンプルな相互作用である。NMR測定では、電子が原子核位置に作り出す磁場や低エネルギーの "磁気ゆらぎ" を精度よく測定することが出来るため、磁性体や超伝導体の研究には特に有効である。今回の集中ゼミでは、NMRの原理や基礎的な内容を概説した後、磁性体や超伝導体研究への応用について、筆者たちが最近行っている鉄系超伝導体やウラン系強磁性超伝導体の実験結果を紹介する。 |
DOI: | 10.14989/189511 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/189511 |
出現コレクション: | 3巻3号 |
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