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Title: 圧縮あて材仮道管の2次壁の形成 : らせん状のうねと裂目について
Other Titles: The Secondary Wall Formation of Compression Wood Tracheids : On the Helical Ridges and Cavities
Authors: 藤田, 稔  KAKEN_name
佐伯, 浩  KAKEN_name
原田, 浩  KAKEN_name
Author's alias: Fujita, Minoru
Saiki, Hiroshi
Harada, Hiroshi
Issue Date: 15-Dec-1973
Publisher: 京都大学農学部附属演習林
Journal title: 京都大学農学部演習林報告 = BULLETIN OF THE KYOTO UNIVERSITY FORESTS
Volume: 45
Start page: 192
End page: 203
Abstract: 圧縮あて材仮道管における特異な構造として知られている, いわゆる"らせん状裂目"の形成過程をスギ苗木を材料として各種の光学顕微鏡と透過型および走査型電子顕微鏡で観察した。観察に際しては, 試料の固定法やらせん状裂目の特異な構造にとくに留意した。そしてこのらせん状裂目はS_2層に生じた裂溝ではなく, S_2層形成初期からの細胞壁の不均一な肥厚に起因することを確かめた。観察結果の概略は以下のとおりである。(1) S_2層形成のごく初期に, 形成中の細胞壁内表面にすでに多数の, 巾の小さいらせん状のうね (ridge) と溝 (cavity) が観察された。またそのうねの先はとがっていた。(2) S_2層の肥厚が進むにつれて, このうねは櫛の歯状に高さがまし, それにはさまれた部分にらせん状裂目が形成されていた。うねの生長はその後しだいに不均一になり, 生長を続けるうねと, それらに押えられ生長を止めてしまううねとが見られる。生長を止めたうねの先端の所ではらせん状裂目があたかも分岐しているように見える。(3) S_2層形成の後期には, とくに巨大に生長するうねがあらわれ近くのうねをおおって発達する。(4) 細胞壁形成のすべての過程を通じて, 原形質膜は常に存在し, S_2層の不均一な肥厚の際には形成中の細胞壁内表面にそって著しい凹凸を示した。
URI: http://hdl.handle.net/2433/191550
Appears in Collections:第45号

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