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Title: マツ属の肥大生長の季節変化
Other Titles: Seasonal Changes of Cambial Growth and Leader Elongation in Pines
Authors: 大畠, 誠一  KAKEN_name
田中, 弘之  KAKEN_name
藤本, 博次  KAKEN_name
中井, 勇  KAKEN_name
Author's alias: Oohata, Seiichi
Tanaka, Hiroyuki
Fujimoto, Hirotugu
Nakai, Isamu
Issue Date: 25-Oct-1977
Publisher: 京都大学農学部附属演習林
Journal title: 京都大学農学部演習林報告
Volume: 49
Start page: 20
End page: 29
Abstract: マツ属の生育上の姓質を知るために, 上賀茂試験地に植栽されているマツ属26種の幹の肥大生長と主軸伸長の季節的な変化を調べた。測定は1975年春から生育期間内を通じて行なわれ, 1部の種については1976年に追加測定された。1973年に調べられた針葉の生長の季節変化の資料を加えて, 主軸伸長と肥大生長の季節的な生長経過およびそれらの相互関係を比較検討し, その結果は次のようにまとめられた。1. マツ属の肥大生長は3月下旬から4月上旬の頃に始まり, 11月まで続くが, 肥大生長の経過は種によってほぼ決った季節変化の様式をもち, いくつかの肥大生長様式に分けられる。それらの様式はマツ属の伸長様式と密接な関係が認められた。主軸伸長の様式との関係からマツ属の幹の肥大生長様式は, 単節型と多節型のP. taeda型, P. banksiana型に分けられた。2. 単節型に属するほとんどのマツ属では, 幹の肥大生長は主軸の伸長に伴って始まり, 伸長がほぼ停止し, 葉の生長が盛んになる夏には生長低下期を迎える。葉がほとんど伸長した段階で秋の肥大生長が始まる。KIENHOLZによって説明されたように, これらのマツ属グループの夏の生長低下は貯蔵養分の消費に起因し, 秋の生長の増大は新しい葉の生産によるものと思われる。3. 多節型のマツ属でP. taede型の主軸伸長様式をもつマツ属の肥大生長は, 主軸伸長の開始に伴う春の生長が低く, 夏以後に生長の最盛期を迎える。これらのマツ属では単節型のマツ属と対照的に冬期に養分貯蔵を行なう生活様式でなく, 主に生育期間内に同化された物質によって主軸伸長, および肥大生長を行なう様式をもつものと思われる。4. 多節型のマツ属でP. banksiana型の主軸伸長をするマツ属の肥大生長は夏の生長低下が明確に認められず, ほぼ一定の速度で秋まで生長を続ける。これらのマツ属は単節型とP. toeda型の中間的な生長様式をもつものと推測された。
URI: http://hdl.handle.net/2433/191642
Appears in Collections:第49号

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