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DP1505.pdf | 1.35 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | ポスト私有化期の所有構造と企業パフォーマンス:移行経済研究のメタ分析 |
その他のタイトル: | Post-Privatization Ownership and Firm Performance: A Large-Scale Meta-Analysis of Transition Literature |
著者: | 溝端, 佐登史 岩﨑, 一郎 |
著者名の別形: | Mizobata, Satoshi Iwasaki, Ichiro |
キーワード: | post-privatization ownership firm performance transition economies meta-analysis publication selection bias Central and Eastern Europe former Soviet Union |
発行日: | Jul-2015 |
出版者: | Institute of Economic Research, Kyoto University |
誌名: | KIER Discussion Paper |
巻: | 1505 |
抄録: | 本稿の目的は, 筆者ら独自の大規模文献データベースを用いたメタ分析によって, ポスト私有化期の所有構造と企業パフォーマンスの相関関係を実証的に検証した移行経済研究の全体像を明らかにすることである。先行研究118点から抽出した総計2835の推定結果を用いたメタ回帰モデルのべ一スライン推定は, 他の所有主体との比較における外国投資家の傑出した企業パフォーマンス効果を立証したものの, 所有者タイプ間の差異に関する一連の理論的仮説を包括的に実証するには至らなかった。移行国及び私有化政策の特異性を明示的に制御した拡張メタ回帰モデルの推定結果は, 研究対象国の所在地域, 私有化方式及び政策進行速度に見られる国家間の相違性が, 既存研究の実証結果に顕れた不透明性の原因であることを強く示唆した。これらの諸点に関する包括的な比較経済研究と更なる実証研究の蓄積による公表バイアスの克服を通じて, 異なる所有主体間の企業パフォーマンス効果の差異に関する理論的含意の獲得が求められる。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/198614 |
関連リンク: | https://www.kier.kyoto-u.ac.jp/publication/ |
出現コレクション: | KIER Discussion Paper (邦文版) |
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