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pfpp_059_52.pdf | 597.61 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <査読付き論文>日本の電力事業における発電部門別収支の研究 |
その他のタイトル: | <Referred Article>Study on the Revenues and Expenditures of Japan's Electric Power Industry by Generation Sector |
著者: | 青木, 秀和 |
著者名の別形: | Aoki, Hidekazu |
キーワード: | 電力産業 収支構造 発電部門別 財務諸表 現金支出 |
発行日: | 20-May-2016 |
出版者: | 財政学研究会 |
誌名: | 財政と公共政策 |
巻: | 59 |
開始ページ: | 52 |
終了ページ: | 67 |
抄録: | 電気事業連合会がwebサイトで公開する加盟各社の電力データ及び財務諸表と各社の有価証券報告書を用いて, 水力, 火力, 原子力という主要発電部門の収支構造を分析した. その結果, 火力発電は利幅が薄く電力産業にとってあまり魅力的な発電方式ではなく, 原子力発電は事業者にとって(留保付きで)「有利な部門」となっているが, 需要者にとっては, 電源開発促進税という別ルートの費用負担を加味すると, 決して安価な発電方式ということはできないという分析結果が得られた. また, 損益計算書ベース・現金支出ベースという縦深的分析アプローチを採用したことにより, 原子力発電の先行投資の回収遅れが浮かび上がり, さらにバックエンドコストの引当不足をも考慮に入れると, 電力産業がこの発電方式に大きなリスクを抱えることが鮮明になった. |
著作権等: | 許諾条件により本文は2017-05-20に公開 |
DOI: | 10.14989/217531 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/217531 |
出現コレクション: | 第59号 |
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