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タイトル: IIIFを利用した富士川文庫資料の再統合の試み
その他のタイトル: Reunion of the Fujikawa Collection Powered by IIIF
著者: 西岡, 千文  KAKEN_id
著者名の別形: Nishioka, Chifumi
発行日: Dec-2018
出版者: 情報処理学会
誌名: じんもんこん2018論文集
巻: 2018
開始ページ: 291
終了ページ: 296
抄録: 富士川文庫は,富士川游博士の旧蔵書である古医書のコレクションである.コレクションの資料は,京都大学,慶應義塾大学等の複数機関に分散されて所蔵されている.本稿では,京都大学図書館機構と慶應義塾大学メディアセンターによる「富士川文庫デジタル連携プロジェクト(通称:デジタル富士川)」について述べる.本プロジェクトの目的は以下の二点である.一点目は,富士川文庫資料をWeb 空間で一堂に公開することで日本医学史の研究・発展に寄与することである.二点目は,両学が国際的な画像の相互利用促進の枠組みである IIIF(International Image Interoperability Framework)を利用して資料を公開していることから,IIIF の利点を活用した分散コレクションの仮想統合手法を検討・例示することである.プロジェクトの試行版サイトは 2018 年 9 月に公開された.本稿では,試行版サイト構築の過程で検討された文庫資料統合を実現する手法について述べる.最終的には,検索・ソート機能を有していることから DataTables を使用した手法が採用された.さらに,持続可能な統合サイトの運営に向けて,資料の追加・更新に伴う統合サイトの更新方法について,IIIF Change Discovery について言及しつつ,検討する.The Fujikawa collection is a collection of old medical records, which had been collected by Dr. Yu Fujikawa (1865-1940). Records in the collection are distributed among multiple institutions such as Kyoto University, Keio University, and Tokyo University. In this paper, we describe the “Digital Fujikawa -History of Medicine in Japan-”, which has been launched by Kyoto University Library Network and Keio University Media Center. This project aims to reintegrate the records in the Fujikawa collection on the web space. Since both universities make records public using IIIF (International Image Interoperability Framework), which is a framework for promoting mutual use of images, we will investigate the integration method using IIIF.
記述: じんもんこん2018、2018年12月1日~2日、東京大学地震研究所。
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URI: http://hdl.handle.net/2433/240617
出現コレクション:学術雑誌掲載論文等

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