個人 対 個人 の共同研究の橋渡し：宇治電子サロン

Abstract

京都大学学術研究支援室の宇治地区担当チームでは、昨年度から「宇治電子サロン」の企画と運営に携わってきました。この電子サロンは、宇治地区における若手研究者に対し、学内外を問わない新しい共同研究のパートナー探しや共同研究に向けた打ち合わせに密着し、研究者同士の共同研究を促進するものです。「電子サロン」は、コロナ禍に置いて電子会議システムを用いたサロンのような話し合いをイメージして名付けました。電子サロンを行う過程で、若手研究者の本来の研究テーマを離れて、学外の研究者とともに新しい異分野交流分野の構築を目指す例が生まれて来ました。本RA協議会では、宇治電子サロンの事例を紹介する中で、個人対個人の共同研究をいかに見出し支援につなげていくか、RA協議会会員の皆様と議論ができればと思います。