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タイトル: <Special Theme : Philosophy in Kyoto and The Tetsugaku Kenkyu>Tientai and Takahashi on the Three Satyas
その他のタイトル: <特集 : 京都の哲学と『哲学研究』>円融三諦論によせて : 天台智顗と高橋里美
著者: DEGUCHI, Yasuo
著者名の別形: 出口, 康夫
発行日: 10-Dec-2016
出版者: 京都哲学会 (京都大学大学院文学研究科内)
誌名: 哲學研究
巻: 600
開始ページ: [1]
終了ページ: [26]
抄録: 東アジアには、二項対立をふくめ、概念的区分一般を乗り越えようとする思想系譜が連綿としてあった。その代表例の一つが天台智顗(538-597)の円融三諦論であり、その現代的展開を図った試みとして高橋里美(1886-1964)の包越的全体性の論理がある。本論は、これら両者の議論を再構成した上で、それらを批判的に検討する。その結果、両者とも、ある種の概念的区分を否定する際に、別の概念的区分を招き入れてしまっているという事態が明らかとなる。だが本論としては、彼らの試みが、今日的観点から見ても刺激に満ちた哲学的挑戦であったことも、あわせて示していきたい。
記述: 第六百號記念特集號
DOI: 10.14989/JPS_600_(1)
URI: http://hdl.handle.net/2433/273940
出現コレクション:第600號 <第六百號記念特集號: 特集 京都の哲学と『哲学研究』>

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