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DP2501.pdf | 6.44 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 消費者の電力選好に関する調査研究 --地域新電力と再生可能エネルギーに着目した選択型実験による分析-- |
著者: | 廣木, 雅史 ![]() |
キーワード: | Q41 Q42 Q48 地域新電力 再生可能エネルギー 環境配慮計画 選択型実験 潜在クラスモデル |
発行日: | Apr-2025 |
出版者: | Institute of Economic Research, Kyoto University |
誌名: | KIER Discussion Paper |
巻: | 2501 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 41 |
抄録: | 再生可能エネルギーの最大限の導入拡大が求められる一方で、地域との共生に対する配慮に欠けた再生可能エネルギーの開発に対する立地地域からの反発も増えている。これに対し、地域共生型の再生可能エネルギー導入に向け、再生可能エネルギーの地産地消を促進し、併せて地域課題の解決や地域創生を目指す「地域新電力」を設立する事例が増えている。しかし現状を見ると、地域新電力のシェアは未だ低位に留まっており、今後地域新電力による地域への電力供給割合を如何に増加させ、地域新電力の本来の設立目的を実現させていくかが課題となっている。本研究ではこのような観点から、地域新電力、大手電力会社及び一般の新電力会社という事業主体のカテゴリーに着目して、消費者の電力選択に関する選択型実験を実施した。その結果、地域新電力に対する消費者の選好度は大手電力会社等と比べ低いことが確認された。また、地域新電力を「知っている」集団の中では評価の多様性が存在することが確認され、地域新電力が地域貢献に果たす役割などに対する認知度の違いによって評価が変わることが示唆された。今回明らかとなった地域新電力に対する選好度の低さを克服し、地域の受容性を向上させる再生可能エネルギー開発の支援施策が重要性を増すものと思われる。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/293809 |
関連リンク: | https://www.kier.kyoto-u.ac.jp/publication/ |
出現コレクション: | KIER Discussion Paper (邦文版) |

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