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KJ00000077522.pdf | 545.97 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <原著>〔第 4 篇〕SM および INH 耐性菌の菌力に関する実験ならびに各耐性菌におよぼす抗結核剤の効果(組織培養法による HeLa 細胞内結核菌におよぼす抗結核剤の効果に関する研究) |
その他のタイトル: | Studies on the Effect of Anti-tuberculous Drugs on Tubercle Bacilli in HeLa Cells |
著者: | 張, 良治 |
著者名の別形: | Chang, L. |
発行日: | Aug-1959 |
出版者: | 京都大學結核研究所 |
誌名: | 京都大學結核研究所紀要 |
巻: | 8 |
号: | 2(増刊号) |
開始ページ: | 787 |
終了ページ: | 795 |
抄録: | SMおよびINH耐性結核菌のHeLa細胞内における発育をH_<37>Rv株, BCG株, H_<37>Ra株, 鳥型菌獣調株および患者株と比較検討することによつて各耐性菌の菌力に関する考察を行い, 併せて各耐性菌に対するSM, PAS, INH, PZA, KMの効果について実験を行い次の結果を得た。1) H_<37>Rv株, BCG株, H_<37>Ra株および鳥型菌の発育を比較するとH_<37>Rv株が最も著明であり, BCG株はかなりの遅延を示した。H_<37>Ra株, 鳥型菌は全く発育を認めず, 培養中細胞内から消失した。これらのことから強毒株, 弱毒株および無毒株のHeLa細胞内における発育とその菌力とは相関があると考えられる。2) INH 10γ/cc耐性を示す1株を含む患者株5株はH_<37>Rv株と大差を認めなかつた。3) SM 1000γ/cc耐性株の発育は親株であるH_<37>Rv株と大差なく, INH 100γ/cc耐性株はH_<37>Rv株より遅くBCG株より迅速であつた。4) SMおよびINH耐性株の他剤に対する感受性は原感受性株と大差を認めなかつた。また交叉耐性は認められなかつた。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/51960 |
出現コレクション: | 8巻2号(増刊号) |
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