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タイトル: An Attempt at Integrated Environmental Governance
その他のタイトル: 統合的環境ガバナンス試論
著者: Takebe, Takashi
著者名の別形: 武部, 隆
発行日: 25-Mar-2007
出版者: 京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻
誌名: 京都大学生物資源経済研究
巻: 12
開始ページ: 1
終了ページ: 16
抄録: 環境ガバナンスとは、持続可能な社会の達成に向け、多様な環境財を利用・保全・管理するための経済社会の構築を指していう。ブルントラント委員会報告『地球の未来を守るために(原題 : Our Common Future)』(1987年)では、持続可能な発展を「将来の世代のニーズを満たす能力を損なうことなく現在の世代のニーズを満たすような発展」としているが、本稿でいう持続可能な社会とは、同報告の延長線上に位置づけられるもので、社会経済の活動から生じる自然環境への環境負荷を、自然が耐えうる自然の再生可能・自浄可能な範囲内に抑えながら、しかし持続的な発展を可能とする経済社会のことである。このような環境ガバナンス研究の方法として、(1)契約論的な視点に立った環境ガバナンス、(2)社会関係資本(SC : Social Capital)の視点に立った環境ガバナンス、(3)リスク分析の視点に立った環境ガバナンス、それに、(4)環境効率性の視点に立った環境ガバナンス、などを考えることができる。そして、これら四つの環境ガバナンス研究の方法については、それぞれを独立させて思考することもできるし、また、それぞれを関連づけながら統合的に思考することも可能である。本稿では、環境ガバナンス研究の方法に関して、以上四つの方法を独立的にまた統合的に検討し、環境ガバナンス研究の分析視角について試論を提起する。
URI: http://hdl.handle.net/2433/54277
出現コレクション:No.12

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