ダウンロード数: 397

このアイテムのファイル:
ファイル 記述 サイズフォーマット 
KJ00004775644.pdf733.57 kBAdobe PDF見る/開く
タイトル: 6. Ag-Mg合金の逆位相長周期構造の形成過程(パターン形成、運動と統計,研究会報告)
著者: 藤野, 豊  KAKEN_name
著者名の別形: Fujino, Yutaka
発行日: 20-Jun-1988
出版者: 物性研究刊行会
誌名: 物性研究
巻: 50
号: 3
開始ページ: 306
終了ページ: 314
抄録: 本研究では、Ag-Mg合金の逆位相長周期構造が無秩序相からどの様な経過を辿り形成されるかを透過型電子顕微鏡観察により調べた。観察の結果、無秩序相から逆位相長周期構造(M≃2)が形成される過程は通常の一次の相転移の場合における様な核生成・成長の機構とは異なり、まず初めに、逆位相長周期構造とほぼ同じ平均周期を持つ規則化した部分と無秩序の部分が層状をなしている準安定な構造が形成され、その後、次第に秩序化が進行して逆位相長周期構造が出現するという機構によることがわかつた。さらに、ここで初めて見出された、規則化した部分と無秩序の部分が層状をなしている新しい構造は、Fermi面の(110)方向の平らな部分におけるネスティングに起因して生じるものと解釈されることを示した。
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/93112
出現コレクション:Vol.50 No.3

アイテムの詳細レコードを表示する

Export to RefWorks


出力フォーマット 


このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。