ダウンロード数: 1104

このアイテムのファイル:
ファイル 記述 サイズフォーマット 
KJ00004707507.pdf1.48 MBAdobe PDF見る/開く
タイトル: ファインマン経路を使ってトンネル時間を考える(第6回『非平衡系の統計物理』シンポジウム,研究会報告)
著者: 山田, 徳史  KAKEN_name
著者名の別形: Yamada, Norifumi
発行日: 20-Jun-1999
出版者: 物性研究刊行会
誌名: 物性研究
巻: 72
号: 3
開始ページ: 267
終了ページ: 294
抄録: 「粒子がポテンシャル障壁をトンネルするときどれだけ時間がかかるのか」というトンネル時間の問題に対し、実時間ファインマン経路積分によるアプローチを行う。トンネル時間は「干渉的選択肢」であり、異なるトンネル時間の間の干渉のためトンネル時間の確率密度は定義できないと考えられる。しかし「トンネル時間の拡がりの幅」を考えることはできる。障壁の高さが一定でない場合に面白いことが起こりうる。まずトンネル時間の拡がりの幅が狭くなる可能性がある。薄くて高い障壁の場合には実際そうなる。さらに、h/(障壁の高さの揺らぎ)よりも十分大きなスケールでトンネル時間を考えるならば、「粗視化されたトンネル時間に対する近似的確率」を導入できる可能性がある。
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/96630
出現コレクション:Vol.72 No.3

アイテムの詳細レコードを表示する

Export to RefWorks


出力フォーマット 


このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。