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KJ00004706662.pdf | 122.56 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 14. Non-equilibrium dynamics for chemical gelation processes(poster presentation,Soft Matter as Structured Materials) |
著者: | Ohira, Kenji Sato, Masatoshi Kohmoto, Mahito |
発行日: | 20-Sep-2005 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 84 |
号: | 6 |
開始ページ: | 894 |
終了ページ: | 895 |
抄録: | ゲルの物性を調べる手段として、その内部構造の研究が近年盛んに行われている。化学ゲルのゲル化過程では、結合の不可逆性からくる構造の凍結のため、内部構造を制御することが困難であり、ゲル化過程のダイナミクスを研究することが求められている。ゲルを構成するクラスターの不可逆な凝集過程を扱った最も簡単なモデルとしては、Diffusion Limited Cluster-cluster Aggregation(DLCA)modelが挙げられる。このモデルは、コロイドゲルに対して良い一致を与えるものの、高分子ゲルにおいてはクラスター内部の熱揺らぎによる運動を考慮していないため、扱う事ができない。そこで私達は、クラスター内部の熱揺らぎによる運動を導入したモデルを構築し、凝集過程におけるボンド揺らぎの効果を考察した。2次元格子上でシミュレーションを行ったところ、DLCAでは得られない揺らぎに起因する多孔質構造が得られた。また、DLCAでは存在しないゲル化臨界濃度の存在を示唆する事ができた。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/110314 |
出現コレクション: | Vol.84 No.6 |
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