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KJ00004331271.pdf | 143.11 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 少数派ゲームと人工市場(経済物理学II-社会・経済への物理学的アプローチ-,京都大学基礎物理学研究所2005年度後期研究会) |
著者: | 田中, 美栄子 |
著者名の別形: | Tanaka, Mieko |
発行日: | 20-Jul-2006 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 86 |
号: | 4 |
開始ページ: | 536 |
終了ページ: | 537 |
抄録: | 持続可能なマルチエージェント人工市場の条件とは何かを探すとき、皆が大勢に従うような行動をすると市場の温度が急冷してしまうため,何らかの工夫が必要である。少数派ゲームはこの難点をうまく回避し異質エージェントを温存することができる。しかしエージェント間に貧富の差ができず皆平等なのが不自然である。そこで資産分布に焦点を当てて少数派ゲームの標準モデル(SMG)に改変を加える試みをいくつか検討し(RMG, IMG), TMGを提案する.これにより,SMGにあったエージェント間の資産分布の不自然さがTMGにおいては解消され,Gini係数がG=0.4~0.5,パレート指数もα=1.8程度となって観測値を再現する. |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 研究会報告 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/110538 |
出現コレクション: | Vol.86 No.4 |
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