ダウンロード数: 1678

このアイテムのファイル:
ファイル 記述 サイズフォーマット 
52_27.pdf5.67 MBAdobe PDF見る/開く
タイトル: カラードプラ法が診断に有用であった左腎動静脈瘻の1例
その他のタイトル: Renal arteriovenous fistula : a case report
著者: 安倍, 弘和  KAKEN_name
西田, 剛  KAKEN_name
瀬川, 直樹  KAKEN_name
勝岡, 洋治  KAKEN_name
著者名の別形: Abe, Hirokazu
Nishida, Takeshi
Segawa, Naoki
Katsuoka, Yoji
キーワード: Renal arteriovenous fistula
Doppler ultrasound
発行日: Jan-2006
出版者: 泌尿器科紀要刊行会
誌名: 泌尿器科紀要
巻: 52
号: 1
開始ページ: 27
終了ページ: 29
抄録: 31歳女.無症候性肉眼的血尿が出現した.超音波断層法で腎, 膀胱に異常所見は認めなかった.妊娠の可能性が否定できないため, X線撮影は施行しなかった.経過観察を行ったが, 左腰背部の仙痛発作が出現し, 妊娠の可能性が否定されたため, IVPを施行した.左腎盂の描出が悪く, カラードプラ法で腎下極はモザイクパターンの血流信号を示し, 左腎動静脈瘻と診断した.腎静脈内にパルスドプラで動脈波形を検出した.選択的左腎動脈造影を施行し, 続いて支配動脈へマイクロカテーテルを挿入した.プラチナコイル3個を用い, 選択的動脈塞栓術を施行した.塞栓術後より血尿は消失し, 発熱, 腰痛, 高血圧といった合併症は認めず, 退院した.1年2ヵ月を経過した現在も血尿は認めず, 超音波検査にて経過観察を行っているが再発の兆候は認めない
Congenital arteriovenous fistula(AVF) of the kidney is a rare condition. We report a case of renal AVF with chief complaints of macroscopic hematuria, and treated with transcatheter arterial embolization (TAE) using coils. The patient was diagnosed as having left renal AVF by Color Doppler ultrasound. The signs and symptoms disappeared after embolization. The clinical course of a case is reported and the literature is reviewed. Color Doppler ultrasound is required to give a definite diagnosis of renal AVF.
URI: http://hdl.handle.net/2433/113770
PubMed ID: 16479986
出現コレクション:Vol.52 No.1

アイテムの詳細レコードを表示する

Export to RefWorks


出力フォーマット 


このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。