ダウンロード数: 423

このアイテムのファイル:
ファイル 記述 サイズフォーマット 
48_633.pdf1.44 MBAdobe PDF見る/開く
タイトル: 尿中好酸球により発見された好酸球性膀胱炎の1例
その他のタイトル: A case of eosinophilic cystitis
著者: 前田, 純宏  KAKEN_name
畑山, 忠  KAKEN_name
著者名の別形: Maeda, Sumihiro
Hatayama, Tadashi
キーワード: Aged
Anti-Inflammatory Agents/administration & dosage
Betamethasone/administration & dosage
Cystitis/diagnosis/drug therapy
Eosinophils/cytology
Humans
Leukocyte Count
Male
Urinalysis
発行日: Oct-2002
出版者: 泌尿器科紀要刊行会
誌名: 泌尿器科紀要
巻: 48
号: 10
開始ページ: 633
終了ページ: 635
抄録: 67歳男.多発性の乳頭状広基性膀胱腫瘍に対して経尿道的腫瘍切除術を施行し, 術後塩酸ピラルビシン30mg膀胱内注入を週1回施行した.1ヵ月後に頻尿, 排尿時痛, 膿尿増悪が出現し, 尿沈渣で白血球を認めた.試験紙法白血球反応が陰性であったため, ライトギムザ染色を行ったところ, 大きさは好中球大で円形又は類円形の核を2個持っているものが大部分であり, 均質粗大な顆粒が細胞質に充満した好酸球に特徴的な像で, 尿中白血球の90%を占めていた.膀胱鏡では膀胱粘膜全体に虚血性の部位と血管増生の顕著な部位が混在し, 組織所見では粘膜下に好酸球を主体とする炎症細胞浸潤を認めた.原因として塩酸ピラルビシンを疑い, 抗ヒスタミン剤のd-マレイン酸クロルフェニラミンの内服を開始したが, 全身倦怠感のため中止した.その後も頻尿が改善しないためベタメタゾン1.5mg内服を行った.その結果, 尿中白血球は消失し, 頻尿等の症状も改善した
A 67-year-old man presented with pollakisuria, and miction pain. The patient who had superficial bladder cancer was treated with transurethral resection and instillation of Pirarubicin hydrochloride. Urinalysis revealed a marked increase in eosinophilic cells. A cystoscopic examination revealed an ischemic lesion and hypervascular lesion throughout the bladder. Histological findings of biopsied bladder specimens showed eosinophilic cystitis. Bladder symptoms are improved with steroid administration.
URI: http://hdl.handle.net/2433/114836
PubMed ID: 12491620
出現コレクション:Vol.48 No.10

アイテムの詳細レコードを表示する

Export to RefWorks


出力フォーマット 


このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。