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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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48_615.pdf | 1.49 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 陰茎化学熱傷に対し陰茎皮膚植皮術を行った1例 |
その他のタイトル: | A case of acid burn of the penis |
著者: | 細川, 幸成 岸野, 辰樹 小野, 隆征 大山, 信雄 上甲, 政徳 百瀬, 均 |
著者名の別形: | Hosokawa, Yukinari Kishino, Tatsuo Ono, Takamasa Oyama, Nobuo Joko, Masanori Momose, Hitoshi |
キーワード: | Adult Burns, Chemical/surgery Humans Hydrochloric Acid/adverse effects Male Penis/injuries/surgery Skin Transplantation |
発行日: | Oct-2002 |
出版者: | 泌尿器科紀要刊行会 |
誌名: | 泌尿器科紀要 |
巻: | 48 |
号: | 10 |
開始ページ: | 615 |
終了ページ: | 616 |
抄録: | 27歳男.先天性小人症で成長ホルモン補充療法を受けていたが, 職場で上司に暴行を受け, 便器洗浄剤サンポールを陰部にかけられた.陰嚢内容及び尿路に障害を認めなかったため, ステリクロンによる消毒とブロメライン軟膏塗布を行ったが, 1ヵ月後に勃起時痛, 排尿時の包皮のバルーニングが明らかとなった.陰茎背側左側を中心に包皮の瘢痕化を認め, 瘢痕部と亀頭部の癒着が強く疑われた.手術所見で, 瘢痕部と亀頭部の癒着は認めず, 瘢痕部の範囲は25×20mmであった.近位側の包皮の進展性が不良であり, 術後の勃起時痛が懸念されたため植皮術を選択した.陰茎右側の包皮を遊離植皮として用い, 瘢痕化部分を切除した皮膚欠損部に6-0ナイロン糸で3点固定し, その間を5-0バイクリル糸で縫合した.術後は植皮片の上にガーゼを置いて, ナイロン糸の一部を使って辺縁を圧迫固定するタイオーバー法を行った.術後7日目に移植皮膚片の良好な生着を認め, 3ヵ月後に勃起時痛消失を確認した A 27-year-old man presented to our hospital complaining of multiple mild injuries sustained in an attack of violence at the workplace. He had received chemical burns to the penis induced by hydrochloric acid and had developed severe phimosis. He complained of pain on erection and ballooning during urination. The foreskin was partially resected with foreskin grafting for the stricture. The postoperative outcome was favorable and his symptoms were relieved. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/114841 |
PubMed ID: | 12491615 |
出現コレクション: | Vol.48 No.10 |
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