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タイトル: Microsurgical transvaso-vasostomy
その他のタイトル: 顕微鏡下交叉性精管精管吻合術による妊娠成立の1例
著者: Fujioka, Hideki
Matsui, Takayuki
Doi, Yasuhiro
Takeyama, Masami
Koh, Eitetsu
Kondoh, Nobuyuki
Okuyama, Akihiko
著者名の別形: 藤岡, 秀樹
松井, 孝之
土井, 康裕
竹山, 政美
高, 栄哲
近藤, 宣幸
奥山, 明彦
キーワード: Transvaso-vasostomy
Microsurgery
発行日: Mar-1990
出版者: 泌尿器科紀要刊行会
誌名: 泌尿器科紀要
巻: 36
号: 3
開始ページ: 367
終了ページ: 369
抄録: 26歳男性, 3年間の不妊にて来院.精液中に精子を認めず, 血中テストステロン, LH, FSHは正常範囲, 理学的所見では, 15歳時のムンプス精巣炎によると思われる左精巣の萎縮を認めるほか異常なし.精管造影で, 左側は正常であるが右側精管は鼠径部で完全閉塞, 精巣生検では右側精巣の精子形成能はほぼ正常であったが左側は廃絶.この特異な精路通過障害の整復を目的として, 右側正常精巣の閉塞前の中枢側精管と対側正常精管末梢側とを, 陰嚢隔壁を通し, 顕微鏡下にtransvaso-vasostomyを施行した.術後1ヵ月目に精子の出現をみ, 6ヵ月目に妊娠成立, 満期安産にて正常女児を出産した.このような特異な精路通過障害の整復には, 可能な限り生来の精路を用いる手術法がとられるべきで, その際には顕微鏡下での手術が成績向上のために必要と考えられる.
We report a case of an infertile man treated successfully with microsurgical transvaso-vasostomy. The patient had a normal testicle with an obstructed vas deferens on one side and an atrophied testicle with a normal vas on the other side. We anastomosed the proximal vas from the functioning testicle to the opposite intact vas through the median scrotal raphe. As a result, the patient fathered a child 16 months after operation.
URI: http://hdl.handle.net/2433/116847
PubMed ID: 2353610
出現コレクション:Vol.36 No.3

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