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タイトル: SQUAMOUS CELL CARCINOMA OF THE URETER AS A LATE SEQUELA OF CUTANEOUS URETEROSTOMY : REPORT OF A CA SE
その他のタイトル: 尿管皮膚瘻術の晩期合併症としてみられた尿管扁平上皮癌の1例
著者: Sato, Shotaro
Ajiki, Goro
著者名の別形: 佐藤, 昭太郎
安食, 晤朗
発行日: Dec-1975
出版者: 京都大学医学部泌尿器科学教室
誌名: 泌尿器科紀要
巻: 21
号: 10
開始ページ: 907
終了ページ: 910
抄録: 尿路変向の1つである尿管皮膚痩術後17年を経て,左尿管から扁平上皮癌が発生した症例を経験したので報告した。患者は45歳の公務員で, 28歳のときに原因不明の萎縮膀胱で両側尿管皮膚痩術が施行された。術後の経過は比較的順調であったが, 17年後の1974年1月13日に左尿管にカテーテルがはいらなくなり,同18日腎痩術を施行した。 このとき尿管下端は皮膚口より約5cmの場所で一塊の灰白色,球形の腫蕩の中に埋まり,腫瘍は一部下行結腸と癒着していたが,剥離して腫瘍と尿管の摘除をおこない,腎孟は縫合閉鎖して腎痩を設けた。腫瘍は尿管から発生した扁平上皮癌で,他の尿管粘膜に扁平上皮化生がみられた。同年6月創部に結腸痩を形成し,漸次全身状態が悪化して,同9月4日死亡した。カテーテル留置による慢性炎症と刺激が腫瘍発生の原因と考えられた。
While cutaneous ureterostomy, as one of methods of urinary diversion, is a simple and convenient procedure, it has several kinds of disadantages or complications such as urine leakage, necessity of catheter insertion, recurrent infection, stricture development, stone formation , or chronic renal failure. The authors are presenting here a case of squamous cell carcinoma of the ureter which occurred 17 years after cutaneous ureterostomy.
URI: http://hdl.handle.net/2433/121900
出現コレクション:Vol.21 No.10

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