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タイトル: STUDIES OF METHODS OF MEASURING IN VITRO EFFECTS OF DRUGS FOR VAGINAL TRICHOMONIASIS
その他のタイトル: 抗腟トリコモナス剤の試験管内効力測定法に関する研究
著者: Kawamura, Nobuo
著者名の別形: 河村, 信夫
発行日: Jul-1979
出版者: 京都大学医学部泌尿器科学教室
誌名: 泌尿器科紀要
巻: 25
号: 7
開始ページ: 651
終了ページ: 656
抄録: 男子尿性器由来の陸トリコモナス保存株を経代培養すると,薬剤に対する感受性が変化し,経代を重ねるほどMICが低下する。つまり薬剤が効きやすくなることが判明した。 またin vitroでの薬剤効果と臨床効果にも差のあることが判明した。したがって,膣トリコモナスの薬剤感受性を測定し, それを臨床的に利用しようとするには, 1. 経代数については,なるべく代数を重ねない株がよい。2. 培地,虫体数などは,常に一定する, ということが必要であることがわかっているが, さらに, 3. 臨床無効例より検出した虫体の感受性の検討,および誌験管内感受性との間の差がなぜ起こるかについての検討。 4. 耐性獲得という現象が本当にあるのか? 5. 男子尿性器へ薬剤が如何なる濃度で分布するか,また膣トリコモナスが,どこに感染するか? 等についての追及が必要となろう。 それには,資料として,男子TV感染者の発見と,その株の保存が大切である。本論文の要旨は第22回日本化学療法学会総会において発表した。
URI: http://hdl.handle.net/2433/122471
出現コレクション:Vol.25 No.7

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