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KJ00005360628.pdf | 1.06 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | マルチフェロイックの物性基礎論(第53回物性若手夏の学校(2008年度),講義ノート) |
著者: | 有馬, 孝尚 |
著者名の別形: | Arima, Takahisa |
発行日: | 20-Feb-2009 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 91 |
号: | 5 |
開始ページ: | 567 |
終了ページ: | 578 |
抄録: | マルチフェロイックとは元来は強磁性、強誘電性、強弾性のうち複数の性質を併せ持つ状態を指す用語です。しかし、物性分野では、現在、磁気秩序と強誘電性が共存した物質の研究ブームとなっており、これらもマルチフェロイックと総称されています。この磁性強誘電体の研究は、超伝導の研究などと比べて目指す方向が多角的でわかりにくい部分があります。そこで、本サブゼミでは、下記の話題に触れながらマルチフェロイックにおける物性研究の基礎とその方向性について解説します。1.強秩序性(ferroic)、多重強秩序性(multiferroic)とは本来何か。2.複数の自由度が秩序化すると何が期待されるか。3.多重強秩序系ではどのような電気磁気光学(magnetoelectric optics)が発現するか。それは電子論に基づいてどのように理解されるか。4.幾何学的なフラストレーションを有する磁性体で、なぜ次々と巨大な電気磁気効果が発見されているのか。5.多重秩序系のドメイン構造に起因する物性にはどのようなものがあるか。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 サブゼミ |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/142756 |
出現コレクション: | Vol.91 No.5 |
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