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dc.contributor.author柴田, 陽一ja
dc.contributor.alternativeShibata, Yoichien
dc.date.accessioned2012-04-11T01:44:09Z-
dc.date.available2012-04-11T01:44:09Z-
dc.date.issued2011-09-
dc.identifier.issn0386-9369-
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/2433/154840-
dc.description.abstract本稿の目的は、「満洲国」の建国大学に在職した宮川善造に注目し、アジア・太平洋戦争期の「大日本帝国」の植民地の高等教育機関における地理学者の調査研究・教育活動の特徴、および彼らが果たした役割を考察することにある。建国大学研究院における活動を通じて宮川は、国土計画を主導する国務院総務庁と連携し、「満洲国」国民構成の民族別分析や国勢の図表化に取り組んだ。この経験が彼に地政学への関心を喚起させ、「満洲国」の立場を誼う「満洲の地政学」を提唱させるに至った。だが、「内地」の地政学と比較すると、その見解は「内地」側の論理とさほど変わらないものであった。「満洲国」の属国的位置づけがその理由だが、こうした見解を内容とする彼の地理教育は、日本人の好意的な受容とは対照的に、中国人学生の反発を招いた。このように宮川の活動は、「内地」とは異なる新生面を開いた一方で、植民地という環境に大きく規定されるものとなった。ja
dc.language.isojpn-
dc.publisher史学研究会ja
dc.title建国大学における地理学者とその活動 : 宮川善造を中心にja
dc.title.alternativeThe geographers at Kenkoku University in Manchukuo and their activities: with a focus on Zenzo Miyakawaen
dc.typejournal article-
dc.type.niitypeJournal Article-
dc.identifier.ncidAN00119179-
dc.identifier.jtitle史林ja
dc.identifier.volume94-
dc.identifier.issue5-
dc.identifier.spage761-
dc.identifier.epage794-
dc.textversionnone-
dc.relation.urlhttps://doi.org/10.14989/shirin_94_761-
dcterms.accessRightsmetadata only access-
dc.relation.externalurlhttps://doi.org/10.14989/shirin_94_761-
dc.identifier.pissn0386-9369-
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