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KJ00005822342.pdf | 6.95 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 計算論的神経科学のすすめ : 脳機能の理解に向けた最適化理論のアプローチ |
著者: | 田中, 宏和 |
著者名の別形: | Tanaka, Hirokazu |
発行日: | 5-Nov-2009 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 93 |
号: | 2 |
開始ページ: | 143 |
終了ページ: | 229 |
抄録: | 脳の働きや人の心を理解したい、というのはすべての人に共通の好奇心であろう。この解説論文では、脳研究における新しいアプローチである「計算論的神経科学」という分野を物理のバックグラウンドがある人向けに紹介する。脳は、生物が数十億年にわたる生存競争の末に生み出した情報処理システムである。ゆえに脳の持ち主である生物もしくはその遺伝子が生き残る確率を最大にするようにデザインされてきたと想像されよう。まず、脳を理解する指導原理のひとつとして、与えられた拘束条件のもとでの最適化の原理、そしてその最適化問題を解くために変分原理が使えることを議論する。そして、脳のモデル化のケーススタディとして、身体運動の計算論について筆者の研究を交えて解説する。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/169152 |
出現コレクション: | Vol.93 No.2 |
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