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KJ00006165131.pdf | 1.79 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 適応ダイナミクスに基づく細胞の計算能力(第54回物性若手夏の学校(2009年度),講義ノート) |
著者: | 中垣, 俊之 手老, 篤史 小林, 亮 |
著者名の別形: | Nakagaki, Toshiyuki Tero, Atsushi Kobayashi, Ryo |
発行日: | 5-Mar-2010 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 93 |
号: | 6 |
開始ページ: | 911 |
終了ページ: | 934 |
抄録: | 生物システムがどのように問題を解いているかを学ぶことが、新しい計算方法をデザインすることに役立つかもしれない。単純な単細胞生物における情報処理は興味深い。なぜなら、単純な情報処理系を用いて約10億年の年月を生き抜いて来たからである。ここでは、よく研究されている一つのモデル系について議論する。それは、巨大なアメーバ様生物である真正粘菌フィザルムPhysarumの変形体である。このアメーバは、迷路や最短ネットワーク問題を解くように、組み合わせ最適化問題の近似解を見つけることができる。このレポートで、我々は、このアメーバによる問題解決とそのアメーバ行動から抽出された計算法について述べる。フィザルムに基づいてデザインされたアルゴリズムは、単純でありかつ、なかなか有用であるようだ。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/169255 |
出現コレクション: | Vol.93 No.6 |
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