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dc.contributor.author川上, 則雄ja
dc.contributor.alternativeKawakami, Norioen
dc.contributor.transcriptionカワカミ, ノリオja
dc.date.accessioned2013-01-30T07:58:26Z-
dc.date.available2013-01-30T07:58:26Z-
dc.date.issued2011-01-05-
dc.identifier.issn0525-2997-
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/2433/169413-
dc.descriptionこの論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。ja
dc.description講義ja
dc.description.abstract近年、凝縮系物理で注目を集めている強相関電子系について、いくつかの例を取り上げて入門的な講義を行う。まず、強相関電子系における豊富な物理について説明した後、量子揺らぎの最も大きい「1次元電子系」の話題から始める。1次元系の普遍的性質を記述する「朝永ラッティンジャー液体」を臨界現象という観点からながめてみると、多様性の中に潜む「美くしさ」が自然に浮きあがる。カーボンナノチューブや量子細線への応用も紹介する。次に、多体効果の典型例である局所的な電子相関「近藤効果」について概説する。近藤効果は古くから研究されているが、最近でも重い電子系や量子ドット系など、広い分野で精力的に研究が展開されている。いたるところに顔を出す、とびきり重要な概念である。近藤効果には電子相関のエッセンスが凝縮されており、実験の人もぜひマスターしたい必須アイテムである。最後に「モット転移」の話をする。特に、強相関現象の解明には欠かせない動的平均場理論を紹介する。電子相関効果を扱うことは一般に難しいが、「局所的な相関効果を正確に扱おう」というアプローチが動的平均場のエッセンスである。「平均場なのにダイナミクスが扱えるの?」という疑問にも答えたい。ja
dc.format.mimetypeapplication/pdf-
dc.language.isojpn-
dc.publisher物性研究刊行会ja
dc.subject.ndc428-
dc.title強相関電子系の物理(第55回物性若手夏の学校(2010年度),講義ノート)ja
dc.typedepartmental bulletin paper-
dc.type.niitypeDepartmental Bulletin Paper-
dc.identifier.ncidAN0021948X-
dc.identifier.jtitle物性研究ja
dc.identifier.volume95-
dc.identifier.issue4-5-
dc.identifier.spage373-
dc.identifier.epage396-
dc.textversionpublisher-
dc.sortkey007-
dc.address京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻ja
dcterms.accessRightsopen access-
出現コレクション:Vol.95 No.4-5

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