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タイトル: 非平衡状態間の遷移における第2法則の一般化とその応用(非平衡系の物理-非平衡ゆらぎと集団挙動-,研究会報告)
著者: 高良, 和麻  KAKEN_name
石川, 順一  KAKEN_name
長谷川, 博  KAKEN_name
Driebe, D. J.
著者名の別形: Takara, Kazuma
Ishikawa, Junichi
Hasegawa, Hiroshi
[checking]
発行日: 5-Apr-2011
出版者: 物性研究刊行会
誌名: 物性研究
巻: 96
号: 1
開始ページ: 89
終了ページ: 90
抄録: 最近,我々が導出した非平衡状態間における第2法則の一般化(最大仕事公式)とその公式を用いた応用について報告する[1-2].最大仕事公式は,熱的に孤立した系に対して導出され,等エントロピー条件で決まる有効温度を持った終期と初期の相対エントロピーの差として厳密に導出される.部分系が巨大な熱浴となるとき,有効温度は熱浴の温度になり,等温過程において最大仕事公式を得ることができる.我々は,この最大仕事公式を基として,非平衡状態間を廻る一般化されたカルノーサイクルおよびCurzon-Ahlborn(CA)エンジン[3-5]についても議論する.
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/169517
出現コレクション:Vol.96 No.1

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