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タイトル: グラフェンの電子物性とナノスケール効果(講義,第56回物性若手夏の学校(2011年度) 研究と人生の指針-Beyond the CoMPaSS of your field.-,講義ノート)
著者: 若林, 克法  KAKEN_name
著者名の別形: Wakabayashi, Katsunori
発行日: 5-Feb-2012
出版者: 物性研究刊行会
誌名: 物性研究
巻: 97
号: 5
開始ページ: 977
終了ページ: 1004
抄録: グラフェンは一原子層の炭素原子膜である.炭素原子が蜂の巣格子状に配列した結晶構造をもつために,その電子構造は通常の二次元電子系と大きく異なる.種々の電子物性をつかさどるフェルミエネルギー近傍の電子状態は,質量ゼロ形式のディラック方程式によって記述される.このため,後方散乱の消失効果クライントンネリング効果,半整数量子ホール効果など,特異な伝導現象が現れる.また,グラフェンは,驚異的な高移動度をもつこと,さらに透明でやわらかい材料特性をもつことから,工学応用の観点からも強い関心を集めている.本講義では,グラフェンの電子状態および伝導特性に関する基礎を,理論的な側面から概説する.後半には,二層グラフェンの電子状態,ナノスケールグラフェンの電子状態について触れる.
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/172053
出現コレクション:Vol.97 No.5

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