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タイトル: <研究・技術報告>瀬戸臨海実験所水族館におけるチゴガニの飼育展示と成長・活動
その他のタイトル: Exhibition, growth and activity of Ilyoplax pusilla (Decapoda, Dotillidae) in the Seto Marine Biological Laboratory Aquarium, Kyoto University
著者: 山本, 泰司  KAKEN_name
太田, 満  KAKEN_name
著者名の別形: Yamamoto, Taiji
Ohta, Mitsuru
発行日: 25-Dec-2010
出版者: 京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所
誌名: 瀬戸臨海実験所年報
巻: 23
開始ページ: 36
終了ページ: 46
抄録: 京都大学瀬戸臨海実験所水族館では1982年以来、チゴガニIlyoplax pusilla (De Haan, 1835)の飼育展示を「干潟の動物」水槽の中で、専用区画を設けて行なってきた。チゴガニそのものがよく観察でき、さらに長期飼育を図るための環境造りにさまざまな工夫をした結果、新規個体を補充せずに最長2年間の継続展示が可能となった。飼育個体数の推移と成長をみる夏季の調査では、大型個体になるほど死亡率が高かった。中小型個体を含めた2年間を通しての調査では全体で約20%が生残し、この水槽環境で幼ガニ(甲幅3.4㎜以下)から大型個体に成長し、寿命を全うした個体もかなりあると推測した。2年間、ほぼ毎日定時に行なった活動調査から、活動は1月ごろから高まり、2月から9月頃まで高い状態が続き、その後冬にかけて弱まることが示された。とくにウェイビングは1月から急激に高まり、9月に急激に減少して10-12月にはほとんど見られなくなった。さらに雄では、水槽収容後少なくとも1ヶ月はcircasyzygicrhythmと概潮汐リズムが認められた。
URI: http://hdl.handle.net/2433/179101
出現コレクション:第23巻

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