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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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K.E.P_2012_021.pdf | 3.96 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | Knowledge among Nanyang Chinese and the Role of Newspapers |
その他のタイトル: | 报纸等南华侨:围绕着"知识"的问题 南洋華僑における知識と華字紙の役割について |
著者: | SAKURADA, Ryoko |
著者名の別形: | 櫻田, 涼子 |
発行日: | 21-Jan-2013 |
出版者: | 京都大学大学院文学研究科 |
誌名: | 2012年度 京都大学・南京大学社会人類学若手研究者共同ワークショップ報告論文集 |
開始ページ: | 21 |
終了ページ: | 26 |
抄録: | ビルマ出身の華僑である胡文虎と胡文豹の兄弟は、父から引き継いだラングーンの漢方薬行「永安堂」の製品の販売で財をなし、東南アジア一帯でビジネスを展開した。後に移り住んだシンガポールにおいて工場を設立した一方、華字紙『星洲日報』を1929年に創刊した。本稿は『星洲日報』創刊時の記事や広告、論調を概観することにより、英領マラヤとシンガポールの南洋華僑の間で、どのような中国イメージが形成されたかについての検討を試みた。また『星洲日報』の創刊は、東南アジア一帯で展開された胡兄弟の経営をさらに発展させる製品広告の掲載を目的としていたと同時に、経済的成功をおさめた胡文虎にとって新聞事業とは、労働階級を中心とした南洋華僑の知識を引き上げ啓蒙する社会事業の一環であったことを指摘した。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/186319 |
出現コレクション: | 2012年度 |

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