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dc.contributor.author松島, 良雄ja
dc.contributor.alternativeMatsushima, Yoshioen
dc.contributor.transcriptionマツシマ, ヨシオja-Kana
dc.date.accessioned2014-11-27T07:42:36Z-
dc.date.available2014-11-27T07:42:36Z-
dc.date.issued1953-07-05-
dc.identifier.issn0368-511X-
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/2433/191278-
dc.description.abstract1) 德川時代の造林政策は, 封建制度のよつて立つ身分階級の維持及び土地領有権の確立の基礎の下に, 幕府ことに諸藩の財政政策の一環として意義をもつた。 2) 前期では土地経済に基礎をおく封建制度確立の過程でもあり, 強権の行使が目立ち, 林業政策としては, 一般の林野用益の制限, 消費制限により藩の木材需要の充足及び財政の維持に努め, 造林政策としては, 農業生產力向上のための保安林造成の外は, 植継制度により, それも多く夫役労働により, 或は貢木制度により強制的に行われる場合が多かつた。 その末期には部分林制度も一部に生じた。 3) 後期では, 封建制度は貨幣経済の発展により変質する一方, 一般の木材需給が困難となるに及び, 林業政策においても民木民採の自由, 民木官採の補償, 林野用益制限の緩和などの措置により, 領民に経済活動の余地を与へ, その中造林政策でも, 夫役労働を減し, 賃銀労働を增加し, 部分林を設定しうる範囲を拡大して行つたので, その指導奬励の方策の巧となつたのと相俟ち, 造林の効果は顕著となつた。 之を促進したのは商業その他の民間資本の增加であり, それと共に林野の個人所持が增加した。 4) しかし, 一般には, この時代を通じて, 領域経済維持の見地から, 身分階級による消費制限, 領外移出制限, 及び林野用益に対する過酷な貢租が存していた。ja
dc.format.mimetypeapplication/pdf-
dc.language.isojpn-
dc.publisher京都大学農学部附属演習林ja
dc.publisher.alternativeTHE KYOTO UNIVERSITY FORESTSen
dc.subject.ndc650-
dc.title德川時代における造林政策についてja
dc.typedepartmental bulletin paper-
dc.type.niitypeDepartmental Bulletin Paper-
dc.identifier.ncidAN00061068-
dc.identifier.jtitle京都大学農学部演習林報告ja
dc.identifier.volume22-
dc.identifier.spage41-
dc.identifier.epage57-
dc.textversionpublisher-
dc.sortkey03-
dcterms.accessRightsopen access-
dcterms.alternative徳川時代における造林政策についてja
dc.identifier.pissn0368-511X-
dc.identifier.jtitle-alternativeBULLETIN OF THE KYOTO UNIVERSITY FORESTSen
出現コレクション:第22号

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