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タイトル: マツ類のさし木に関する研究 : (第1報) クロマツのさし穂の葉量の多少が発根に及ぼす影響
その他のタイトル: Studies on the Cuttings of Pine (1) : Influence of Amount of Needles on Rooting Behavior of Pinus Thunbergii Cutting.
著者: 小笠原, 健二  KAKEN_name
著者名の別形: Ogasawara, Kenji
発行日: 30-Mar-1959
出版者: 京都大学農学部附属演習林
誌名: 京都大学農学部演習林報告
巻: 28
開始ページ: 64
終了ページ: 67
抄録: この実験はクロマツの当年生の実生苗を用いて, さし穂の葉量の多少が発根にどのような影響を及ぼすかを明らかにする目的でおこなつたものである。 (1) カルスの形成と発根とのあいだには密接な関係があるようで, 根はすべてカルスから生じた。 (2) 多少とも針葉をつけたさし穂はほとんど枯死しなかつたが, すべての針葉を除去したものは大部分枯死し, 枯死率は90%にも達した。 (3) さし穂の針葉量が多ければ多いほど根の形成発達はよかつた。 すなわち葉量の多いものほど発根率がたかく, 発根根数が多く, 根長も長い傾向があつた。 (4) 地上部の伸長量は葉量の多いさし穂ほど大きい傾向が認められた。
This report gives the results of the experiment, using the 10 months seedlings of Pinus Thunbergii as the materials, on the influence of the amount of needles to the rooting response in the cutting. The outline is following: 1. In all cuttings, the adventitious roots grow out of the callus tissue. 2. The less the amount of needles of cutting is, the worse its roots are formed and its stem grows. The cuttings, all the needles of which have been plucked off, lose the rooting ability remarkably and most of them die down.
URI: http://hdl.handle.net/2433/191305
出現コレクション:第28号

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