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Title: 森林における大型土壌動物の落葉粉砕と土壌耕耘に関する研究 : 1. 個体数・現存量と環境要因
Other Titles: Studies on the Breakdown of Leaf Litter and Ploughing by Soil Macro Animals in Forest Ecosystems : I. Individual Numbers, Biomasses and Environmental Factors
Authors: 渡辺, 弘之  KAKEN_name
Author's alias: Watanabe, Hiroyuki
Issue Date: 25-Dec-1972
Publisher: 京都大学農学部附属演習林
Journal title: 京都大学農学部演習林報告
Volume: 44
Start page: 1
End page: 19
Abstract: 大型土壌動物をほぼ体長1mm以上になる動物とし, 線虫, ヒメミミズ, トビムシ, ダニ類はすべて除外し, 大型土壌動物の範囲を定め, 各種の森林および草地においてHand sorting法により50cm×50cmのクォドラートを数ヵ所設定し, 深さ30 - 80cmまで堀りとって, 大型土壌動物の種類組成・個体数・現存量を調べた。森林における土壌動物の役割を落葉・落枝の摂食・粉砕と土壌中を移動することによっての土壌と有機物の混合, 土壌の耕耘に大別し, それによっての土壌の性質の変化 (土壌に与える影響), 土壌の性質の変化にともなう動・植物への影響にまとめることができた。森林の土壌動物として出現してくる主要なものはミミズ, ヤスデ, イシムカデ, ジムカデ, クモ, コムカデ, アリ類で, この他ハネカクシ, コガネムシ, コメツキムシ, 双翅類なども共通して出現する。また, ヒメハマトビムシ, ダンゴムシ, ワラジムシ, ヒメフナムシ, カニムシ, ゴキブリ, シロアリ, セミ類などは温帯落葉広葉樹林や暖帯常緑広葉樹林では優占種であった。個体数・現存量は亜寒帯針葉樹林, 温帯落葉広葉樹林, 暖帯常緑広葉樹林の順に大きくなり, シイ・ツバキ林では個体数144 - 1432/m_2, 現存量49. 6 - 145. 0g/m_2の大きな値を示した。この個体数・現存量と温量指数との関係をみると, 温量指数に比例して大きな値を示し, マクロなスケールでみた場合, 土壌動物の個体数・現存量を支配する最も大きな環境要因は温度条件であると考えられる。しかし, 同一温度条件下でも最大値と最小値の較差は大きい。これをミクロな要因, 地域的な要因としてとらえてみると, 動物の季節的変動よりも, 地形のちがい, 地形のちがいに基づく植生, 土壌, とくに水分条件の影響が大きいと認められた。各種の森林においてA_o層量およびその平均分解率と現存量との関係をみると, 現存量の大きいところほど, 落葉の分解率の大きいことを示し, ミミズ類を主とする大型土壌動物の落葉分解への関与を間接に示した。
URI: http://hdl.handle.net/2433/191541
Appears in Collections:第44号

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