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Title: コナラ属木材の道管放射組織間の壁孔対
Other Titles: Ray-Vessel Pit Pairs of Japanese Quercus wood
Authors: 杉岡, 津岐子  KAKEN_name
中村, 具見  KAKEN_name
佐伯, 浩  KAKEN_name
原田, 浩  KAKEN_name
Author's alias: Sugioka, Tsukiko
Nakamura, Tomomi
Saiki, Hiroshi
Harada, Hiroshi
Issue Date: 13-Dec-1975
Publisher: 京都大学農学部附属演習林
Journal title: 京都大学農学部演習林報告 = BULLETIN OF THE KYOTO UNIVERSITY FORESTS
Volume: 47
Start page: 135
End page: 143
Abstract: 日本産コナラ属樹種 (アベマキ, クヌギ, ミズナラ, コナラ, カシワ, ウバメガシ, アカガシ, シラカシ) の道管放射組織間の壁孔対 (R-V pit) を走査電子顕徴鏡で観察し, 次にコナラのR-V pitについて, 壁孔膜の隆起と孔口周辺の壁の肥厚経過を4月から9月まで時期別に調べた。1. 春材部道管におけるR-V pitの形態を走査電子顕徴鏡で観察すると, (a) アベマキとクヌギは長楕円形, 格子状, (b) ミズナラ・コナラならびにカシワは小円形, 対列または交互状, (c) ウバメガシは長楕円形, 格子状, (d) アカガシとシラカシは長楕円形, 顕著な格子状を示した。2. 壁孔対については, 放射柔細胞の孔口の方が道管側の孔口より狭いもの (a, b) と等しいもの (c, d) にわかれた。前者では, 道管側R-V pitの孔口周辺に隆起があり, 道管内腔からみるとドーナツ状の形態を示した。3. コナラの生立木より試料を採取し, 固定・脱水 (アルコールシリーズ) 後, 臨界点乾燥して観察すると, ドーナツ状の形態は見られず, 道管側へ壁孔膜がドーム状に隆起 (protrusion) しているだけであった。よって樹木内で道管側に隆起していた壁孔膜が乾燥などにより落ち込むと考えられる。4. 放射柔細胞の内腔側には, 未木化 (低電子密度) の層がある。この層は夏以降, 特にR-V pit周辺でより厚くなり, 木化し, 壁孔膜を道管側に押し出す。壁孔膜の隆起は5月頃より認められる。
URI: http://hdl.handle.net/2433/191593
Appears in Collections:第47号

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