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frk_056_178.pdf | 642.74 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | ツインチェーンソーの諸性能について : 振動 |
その他のタイトル: | On the characteristics of TWIN-CHAINSAW : vibration |
著者: | 瀧本, 義彦 助永, 隆雄 藤井, 禧雄 後藤, 純一 佐々木, 功 |
著者名の別形: | Takimoto, Yoshihiko Sukenaga, Takao Fujii, Yoshio Gotou, Junichi Sasaki, Isao |
発行日: | 30-Nov-1984 |
出版者: | 京都大学農学部附属演習林 |
誌名: | 京都大学農学部演習林報告 |
巻: | 56 |
開始ページ: | 178 |
終了ページ: | 189 |
抄録: | 振動障害防止のために開発された, 水平対向2気筒エンジン付チェーンソーの性能について調査したが, 今回はそのうちで振動特性について報告する。対向する2つのシリンダーで同時爆発により, 慣性力を相殺し振動を低下させる方式は良く効果を上げており, 前ハンドル・後ハンドルでの最大振動加速度値は120dB台であった。また同時に振動を測定した, 水平単気筒エンジン付チェーンソーと比較すると数dB - 数十dB 低い振動であった。レーシング時と鋸断時では, 鋸断時の方が振動が大きかったが, これはエンジン本体の振動が小さくなったために, ソーチェーンの切削時の衝撃・ガイドバーの横ぶれなどが加わるのが数字の上で判るためと思われる。一般に同排気量の単気筒エンジンに較べて, 2気筒エンジンは重量が少し増加し, 出力が少し低下するといわれているが, このチェーンソーの場合実用上その差は感じられなかったし, チェーンソーとしても, 十分実用化されていた。今後は, 2気筒エンジン機構の耐久性・振動レベルの推移・チェーンソーとしての操作性を長期間の実用テストにより調査していきたい。 In Japan, vibration disease caused by a CHAINSAW is one of occupational diseases. Last year, a new low-vibration CHAINSAW was developed by a Japanese CHAINSAW manufacturer. This CHAINSAW successfully attained low vibration by use of a two-cylinder two-stroke reciprocating engine in which the cylinders are opposed in a horizontal plane combusting simultaneously by means of an electronic ignitor. We measured the vibration of this new CHAINSAW by a hand held method. The result is that the vibration level was about 120 dB and was a few or several dBs lower than that of an one-cylinder type CHAINSAW. In theory this two cylinder type CHAINSAW is slightly less power and heavier than a one-cylinder type CHAINSAW powered by an engine with the same strokevolume; but this was not felt in the testing. Durability of the low vibration characteristics is yet to be studied and reported. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/191797 |
出現コレクション: | 第56号 |
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