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Title: モイレ反応と顕微分光測光法によるリグニンの多様性の検討
Other Titles: Evaluation of the Varieties of lignins in Wood and Bamboo Cell Walls by Mäule Color Reaction coupled with Microscopic Spectrophotometry
Authors: 吉永, 新  kyouindb  KAKEN_id
藤田, 稔  KAKEN_name
佐伯, 浩  KAKEN_name
Author's alias: Yoshinaga, Arata
Fujita, Minoru
Saiki, Hiroshi
Issue Date: 13-Dec-1989
Publisher: 京都大学農学部附属演習林
Journal title: 京都大学農学部演習林報告 = BULLETIN OF THE KYOTO UNIVERSITY FORESTS
Volume: 61
Start page: 276
End page: 284
Abstract: 針葉樹材と広葉樹材とを化学的に識別しうるモイレ反応を顕微分光測光法に取り入れることにより, 木材および竹材の細胞壁におけるリグニンの多様性について検討した。針葉樹材1種 (正常材, 圧縮あて材), 広葉樹材3種, およびモウソウチクより, 木口切片を作製し, モイレ処理を行った。そして反応色を観察するとともに顕微分光光度計を用いて測光し, 各種細胞種別間におけるリグニンのタイプの検出を試みた。その結果, グアイアシルリグニンに富む針葉樹材の仮道管と広葉樹材の道管の二次壁においては, モイレ処理によって黄褐色を示し, その紫外 - 可視域吸収スペクトルにおいて280 - 300nm付近の吸収以外に特定の吸収極大が認められなかった。一方, シリンギルリグニンに富む広葉樹材の木部繊維二次壁は赤みを帯びた色を示し, 短波長側の吸収に加えて510 - 520nm付近に吸収が認められた。また各種細胞種 (孔圏道管, 周囲仮道管, 晩材小径道管, 繊維状仮道管など) ではそれぞれ色調がわずかに異なり, その吸収スペクトルにも少し差がみられた。さらに, p-ヒドロキシフェニルリグニンを有するモウソウチクと針葉樹圧縮あて材においては, これらと異なる特異な呈色 (暗褐色から褐色) がみられ, その吸収スペクトルにおいては300 - 400nmに顕著な吸収が認められた。
URI: http://hdl.handle.net/2433/191932
Appears in Collections:第61号

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