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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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K.E.P_2014_79.pdf | 3.81 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 揺れ動くエスニック・アイデンティティ : 「回族」と「回民」の間で |
著者: | 今中, 崇文 ![]() |
著者名の別形: | IMANAKA, Takafumi |
発行日: | 28-Feb-2015 |
出版者: | 京都大学アジア研究教育ユニット |
誌名: | 2014年度京都大学南京大学社会学人類学若手ワークショップ報告論文集 |
開始ページ: | 79 |
終了ページ: | 83 |
抄録: | 本報告では、険西省西安市に暮らす回族を事例として、急激に現代化の進む中国の都市において、少数民族のエスニック・アイデンティティがどのように変容しているかについて考察した。西安には中国でも有数の規模を誇る回族の集住地域が存在しており、ムスリムとしてふさわしい生活をおくることのできる空間であると認識されている。その一方で、集住地域を離れる回族も存在しており、人生を経済性を追求する時期と信仰を追求する時期とに分けるという考え方も見られる。さらには少数民族としての「回族」とムスリムとしての「回族」とを区別するような言説も見られるなど、アイデンティティの二極化が進行していることを示す。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/198422 |
出現コレクション: | 2014年度 |

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