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K.E.P_2014_13.pdf | 5.7 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 「創造」乱象 交錯する社会ロジック視角下の計画発展 : 毫州漢方薬剤集散市場の事例研究 |
著者: | 傅, 琦 ![]() |
著者名の別形: | FU, Qi |
キーワード: | 交錯する社会ロジック 計画発展 薬材集散市場 シグナル |
発行日: | 28-Feb-2015 |
出版者: | 京都大学アジア研究教育ユニット |
誌名: | 2014年度京都大学南京大学社会学人類学若手ワークショップ報告論文集 |
開始ページ: | 13 |
終了ページ: | 19 |
抄録: | 改革開放後、毫州は地方政府の発展計画により、中国四大薬都のひとつへとのし上がり、最大の薬材市場空間と最大の飲片産業地域を有し、中でも薬材の年間取引額と出荷量は全国の4分の1を占めるようになった。しかしながら、フィールド調査によって市場の繁栄の背後には混乱した状況が渦巻いていることが明らかになった。本論は交錯する社会ロジックの視点から、毫州薬材市場がなぜ今日のこのような局面を生み出してしまったのかを再考する。国家や地方政府、薬商、大型外来資本の政治、市場、文化の三重ロジックの交錯の下での相互作用の分析を通じて、市場繁栄の表象は、地方政府が国家に向けてより大きな責務を負うために発するシグナルで、あるとみなす。市場の背後の混乱は、まさに地方政府がシグナルを発し社会に向けて伸ばす「略奪の手」に由来するのである。毫州薬材市場の勃興過程は、同時に地方政府が発展計画の名の下に、社会に向けて取り立てを行う程度が日々深化して行く過程でもある。このため、地方政府の力は増大しでも衰弱はせず、政府の得る利益は増加すれども減少はせず、薬商たちが「搾取」される度合いは深まれど浅くなることはなく、民衆の連帯は削減されても増強されることはない。 |
記述: | 翻訳: 中山大将 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/198432 |
出現コレクション: | 2014年度 |
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