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ngh066002_066.pdf | 561.64 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <Case Report>Displaced Physeal Fracture of the Olecranon in a Child : A Case Report |
その他のタイトル: | <症例>肘頭部骨端線離開の1例 |
著者: | YASUDA, TADASHI |
著者名の別形: | 安田, 義 |
キーワード: | 骨端線損傷 肘頭部骨端線 手術 合併症 骨端線早期閉鎖 physeal injury olecranon physis operation complication prematur e physeal closure |
発行日: | 1-May-1997 |
出版者: | 京都大学医学部外科整形外科学教室内 日本外科宝函編集室 |
誌名: | 日本外科宝函 |
巻: | 66 |
号: | 2 |
開始ページ: | 66 |
終了ページ: | 70 |
抄録: | 尺骨肘頭部骨端線離開に対する手術後に骨端線閉鎖をきたした1例を経験したので報告する. 【症例】12歳, 男児. 転倒時に右肘関節部を打撲し転位を伴う肘頭部骨端線離開を受傷したため, tension band wiring 法で手術した. 術後3ヵ月で早期骨端線閉鎖を認め, 抜釘した. 骨成長終了時尺骨の成長障害, 変形は認めず, 可動域制限も無かった. 肘頭部骨端線離開は稀な損傷で治療法は未だ確立されていない. 観血的治療には tension band wiring が用いられているが, tension band wiring 自体が骨端線を損傷させる危険性がある. 本症例の早期骨端線閉鎖は骨端線損傷の合併症の可能性もあるが, 手術法が骨端線閉鎖に関与した可能性もある. 肘頭部骨端線は尺骨の成長に約20% しか関与しないとはいえ, 抜釘時期に加えて若年者の場合手術法に注意する必要があると思われる. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/202866 |
PubMed ID: | 9796251 |
出現コレクション: | 第66巻 第2号 |
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