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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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rish_01100_56.pdf | 1.13 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <論文>地形や地表環境が接地層内におけるオゾン消失に与える影響 -自動車を利用したトラバース計測の試み- |
その他のタイトル: | Effects of topographic features and air quality environment on the ozone destruction processes in the surface boundary layer as studied by traverse observations |
著者: | 高橋, けんし ![]() ![]() ![]() 矢吹, 正教 ![]() ![]() |
著者名の別形: | Takahashi, Kenshi Yabuki, Masanori |
発行日: | 10-Nov-2015 |
出版者: | 京都大学生存圏研究所 |
誌名: | 生存圏研究 |
巻: | 11 |
開始ページ: | 56 |
終了ページ: | 63 |
抄録: | 比較的急峻な地形を利用して、夜間の境界層におけるオゾン濃度の鉛直分布と消滅プロセスに関する情報を抽出することを目指した。特に、複数の測定器を多点に設置するのではなく、一台の測定器のみを自動車に搭載し、可能な限り緩やかな速度で走行しながらの測定を複数回繰り返すことにより、走行経路上の地表オゾン濃度の時間変化を捉えるというアプローチを考案した。測定データを詳しく解析した結果、夜間の境界層に特徴的なオゾンの鉛直分布と消滅速度が得られた。接地層内におけるオゾン濃度の時間変化は、単純化された境界層モデルで比較的よく近似できることが分かった。観測した走行経路上のうち、2つの地点を選んで乾性沈着速度を求めたところ、人為起源の一酸化窒素による影響が顕著に現れるところと、そうでないところに区別できた。一酸化窒素による化学的消失が無視できると考えられる場所では、先行研究で報告されている代表的な植生や農地上における乾性沈着速度と矛盾しない値が得られた。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/225774 |
関連リンク: | https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/introduction/publication/humanosphere_research/ |
出現コレクション: | 11号 |
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