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dc.contributor.author小林, 徹也ja
dc.contributor.alternativeKobayashi, Tetsuyaen
dc.contributor.transcriptionコバヤシ, テツヤja-Kana
dc.date.accessioned2018-02-08T05:49:54Z-
dc.date.available2018-02-08T05:49:54Z-
dc.date.issued2017-11-
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/2433/229029-
dc.description第61回物性若手夏の学校 集中ゼミja
dc.description.abstract一般の物理系と異なり、細胞や個体などの生物集団は、自己の状態を変異させ、また自身の複製を生成することで増殖をすることができる。この変異と増殖のダイナミクスは生命進化を司る基本過程であり、その理解は非生物系と生物系の共通構造および本質的な差異を解明するためにも必須である。また、生物系は積極的に環境の情報を内部に取り込みそれを処理することにより、集団としての適応度(増殖率)を制御することができる。適応度と情報の関係を理解することは、我々の脳のような高度な情報処理機構が進化の過程でどのように選択されてきたのかを明らかにするためにも重要である。この問題に関し、本発表では増殖過程の有する数理構造に着目する。具体的には、増殖ダイナミクスの経路積分表現とそれに伴う遡及的表現を導入することにより、増殖過程に内在する統計物理的構造を明らかにする。この構造を用いることにより、確率熱力学と同様に、増殖集団の適応度などのマクロな諸量に成り立つゆらぎ関係を示す。また、この表現を活用することで、適応度と情報に成り立つ交換関係を、統一的に明らかにする。これらの生物学的な意義を議論するとともに、進化の問題への他の物理的アプローチの可能性についても言及をする。ja
dc.format.mimetypeapplication/pdf-
dc.language.isojpn-
dc.publisher物性研究・電子版 編集委員会ja
dc.subject.ndc428-
dc.title<講義ノート>増殖過程の統計物理的構造(第61回物性若手夏の学校 集中ゼミ)ja
dc.typedepartmental bulletin paper-
dc.type.niitypeDepartmental Bulletin Paper-
dc.identifier.jtitle物性研究・電子版ja
dc.identifier.volume6-
dc.identifier.issue4-
dc.identifier.spage[1]-
dc.textversionpublisher-
dc.identifier.artnum064207-
dc.sortkey07-
dc.relation.urlhttp://mercury.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~bussei.kenkyu/wp/wp-content/uploads/6100-064207.pdf-
dc.identifier.selfDOI10.14989/229029-
dcterms.accessRightsopen access-
出現コレクション:6巻4号

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