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dc.contributor.author堀田, 知佐ja
dc.contributor.alternativeHotta, Chisaen
dc.contributor.transcriptionホッタ, チサja-Kana
dc.date.accessioned2018-02-08T05:49:55Z-
dc.date.available2018-02-08T05:49:55Z-
dc.date.issued2017-11-
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/2433/229035-
dc.description第61回物性若手夏の学校 集中ゼミja
dc.description.abstract物性とは, 物質中の電子がもつ電荷・スピン・軌道などの自由度が互いに相互作用しあった結果, マクロな(熱力学的) 物理量に見出される性質である. その際, 系のエネルギーEとエントロピーSの兼ね合いがものを言う. 「この二つの熱力学量がどのような性質を持つか」と「ミクロな自由度同士がどのような相互作用をもつか~つまりどのようなミクロなモデルで系が表されるか」の間を繋ぐのが理論研究の役割といっていいだろう. ごく一般の系では, 温度が下がるにつれエントロピーが比熱という形で放出され, エネルギーが最も低く, エントロピーがゼロの状態が最終的に極低温で実現する. これが熱力学第三法則である. エントロピーが低い状態とは, 自由度が何らかの形で「秩序化」した状態に相当する. ところが, フラストレート系と呼ばれる系では, エントロピーがなかなか放出されず, そのために低エネルギー状態が混沌としてしまう. そこに何らかの新しい物理が生まれる~特異な揺らぎが発生して, 通常とは異なった秩序や「相」が実現したり, 特徴的なダイナミクスや応答が得られる場合もある. 本稿では, このようなフラストレート系のエッセンスを, イジングモデルやハイゼンベルグモデル, tVモデルなどのミニマル有効モデルをもとに大掴みに捉え, それをどう理論的に"調理する"かについて解説する.ja
dc.format.mimetypeapplication/pdf-
dc.language.isojpn-
dc.publisher物性研究・電子版 編集委員会ja
dc.subject.ndc428-
dc.title<講義ノート>フラストレートした量子多体系(第61回物性若手夏の学校 集中ゼミ)ja
dc.typedepartmental bulletin paper-
dc.type.niitypeDepartmental Bulletin Paper-
dc.identifier.jtitle物性研究・電子版ja
dc.identifier.volume6-
dc.identifier.issue4-
dc.identifier.spage[1]-
dc.textversionpublisher-
dc.identifier.artnum064213-
dc.sortkey13-
dc.address東京大学総合文化研究科ja
dc.relation.urlhttp://mercury.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~bussei.kenkyu/wp/wp-content/uploads/6100-064213.pdf-
dc.identifier.selfDOI10.14989/229035-
dcterms.accessRightsopen access-
出現コレクション:6巻4号

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